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ロイヤルコペンハーゲンのタイルテーブル


初めて見るデザインが、入荷しました。






ジャーーーン!!!


前回までのシックなコペンハーゲンのテーブルは、こんなタイルでしたが・・・






今回は、こんな深いブルーのタイルです。








見てください、海のような深いブルーに、KAIVOの生地が映っている!!!


これは、前回までのファイアンスの質感とは違ったタイプ。実際にロイヤルコペンハーゲンの

ファイアンス焼きのシリーズの中では、バックスタンプがA(アルミニアのA)と書かれている

シリーズの中に、このような表面がスルッとしたタイプがあります。これは、ロイヤルコペン

ハーゲンの製品を、アルミニア社(コペンハーゲンを買収した会社)の窯で製造していた時に

見られるロゴで、1970年を境に、名前をロイヤルコペンハーゲンに統一していきます。



こういう背景って、楽しいですよね。それから、、、このテーブルの魅力は天板の高さ。


H 54.5㎝ この高さは、キチンと脚のあるソファーに座っていても、、、


手が届く、脚をきちんと伸ばせる、という座る暮らしを考えた、使いやすい高さです。






テーブルがひざ上にあるので、脚を伸ばしても、ゆとりがあり、









個人差はあると思いますが、脚を組んだり、姿勢を替えやすい、天板下のスペースがあります。



ちなみに、こちらのソファ。 SH(座面までの高さ)は約40㎝です。


身長161㎝の私は、膝を伸ばしたりしても、天板下にゆとりがあります。


そうすると、床に座らずにきちんとソファーを活用したい方にはぴったりの高さ。




コロナ禍で進めていたお部屋の片づけの成果として、最近は収納家具やテーブル類

を見に来る方が増えています。冬のお部屋での過ごし方もイメージしての事だと思います。


だって、そうですよね、この冬もお出かけを控えたり、する可能性がありますから。



普段、外出が多い方も、おうちではあまり時間が無くて寝るだけという方も、ご自身の

暮らしの中で大切にしたい時間の過ごし方など、少し考えていただくととても有意義だと思います。



特別なことはできませんが、暮らしを一緒に考えさせていただけると嬉しいです。








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現地に買付に行き、テンションが上がる瞬間と言えば、、、





『あったー!!! ロイヤルコペンハーゲンのテーブル!!!』 という時。


ディーラーさんの倉庫をまわりながら・・・祈っているのです。


初めて見たときから、この圧倒的な質感と、






ファイアンス焼き特有の


タイルの色の違いにすっかり魅了されています。






↑先ほどのタイル、この写真の角度から、


実際に店頭でじっくり見ると・・・


こうなります(笑)






今回のめぐりあわせは、W150cm。


3人掛けの前にピッタリサイズです。


そして、


以前に一度、ロイヤルコペンハーゲンのタイルをはがした時の様子を


ご紹介したいと思います。


これ、貴重だと思います。


普段、外す必要無いですから。



以下、数年前の作業時の記録になります。


この時は、天板の掃除をしていて・・・なんとなく不穏な雰囲気が。


タイルが1枚なんとなく動くような・・・


修理部スタッフと相談し、覚悟を決めて外してみることに。



まずは、目地をカットしていきます。





目地は壊して外すしかないのです。


そして、元に戻すときの為、すべてのタイルにマスキングでナンバリングし、


明日、外しますね。


と聞いていたのですが、あっという間に半分外されている!!!






丸く跡が見えるところは、接着剤の跡で、、、


この段階では細かいタイルはすべて外されています。






と、いう事は!!!


念願の、タイルの裏側が見れるチャンス!!


という事で、、、







よく、角におさまっている正方形の小さいタイル。


ドキドキしますが・・・裏面は???







あ・・・接着剤で見えない!



という事は、もう少し大きいタイルなら見えるはず!!







おぉーーーーー!!!


ありました、ロイヤルコペンハーゲンのマークと、


ニルス・トーソンのBACAのマーク!!!


これが 見たかったーっ!!


全てのタイル、1枚1枚に・・・






こうして、すべてのタイルにマークが入っているんだな、と確認できました。


この後、テーブルは無事に修理でき、お客様の元へ嫁ぎました。



さて、今回入荷しているタイルテーブルは、違うデザインになりますが、


こちらも、ニルス・トーソンの作品です。






そして、裏面には、HASLEV社のシールと、


デンマーク製を意味する、DANISH CONTROLのマークと、





ロイヤルコペンハーゲンのファイアンスを表す


陶器のエンブレムがあります。


あ、少しピンボケで失礼しました。


後程、撮りなおします。



では、一年中眺めていても、飽きない魅力でいっぱいの、


ロイヤルコペンハーゲンのファイアンスシリーズ。


ぜひ店頭か、WEBにてご覧ください。




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BY noriko niinuma | 2020-09-07 09:00:00 | 北欧ヴィンテージ家具 テーブル

【artek 81Cテーブルから始まる、家具の話】



今日は、デンマークの買付ではめずらしい、フィンランドの家具をご紹介します。


もう、、、タイトルだけでワクワクしてくださる方も多いと思いますが、

デンマークで見つかった、artekのテーブル81Cというモデル。






サイズは、幅75cm X 奥行75㎝ X 高さ55㎝


天板は、ブラックリノリウム仕上げです。



カタカナ名で、なんとなく化学的に聞こえますが、リノリウムって・・・???



まず、調べてみました。リノリウムはもともと天然素材をうまく組み合わせた仕上げで、

主に、亜麻仁油・コルク・ジュート・石灰岩などを混ぜたゲル状のモノを、

麻布に添付し、浸透させて乾かしたモノを言います。

原料を見た場合、天然素材でできている為、科学的な有害物質が発生しないというメリットもあり、

また、抗ウイルス効果や抗菌効果なども実証されていることから、病院・幼稚園等、

公共性のある施設等でも使用されていた素材です。



アルヴァ・アアルトも、この素材の特徴を知って、特にテーブルの天板など、

暮らしの中で使うイメージを持っていたのでしょうね。



ちなみに・・・パイミオという場所にある、アアルトデザインの、サナトリウム(結核療養所)、

パイミオは、トゥルクにある都市です。テラヴィーバの拠点がある地域。

そして、建てられたのは・・・1933年。今から87年前です。

当時、アアルトが35歳の時の仕事だそうです。

WEBをいろいろご覧いただくと、写真やストーリーがいろいろ見えてきますが、

今見ても、とてもモダンで、TIMELESSなデザインだと思います。

当時はいろいろなパーツや製品が無いので、この建物のためにドアノブや照明等、

全てをモダンにデザインしたことで、アアルトは有名になっていきます。

デザインと、それをかなえていく為の努力を惜しまない姿勢が、

いろいろなところに現れています。



さて、話はテーブルに戻りますが、このテーブルのデザインは、1935年。

今から・・・85年前に生まれた技術とデザインです。






特に、昨年のフィンランド展でも展示されていましたが、この、アルテックの特徴の

L-leg。 

無垢材を、髪をとかすときの櫛のような形に加工し、隙間を開けたところを木材と


接着剤で埋めて接着していき、






曲木ではなく、無垢材を曲げるという技術にたどり着き、特許も取得している製法。

近くで見ると、なおさら実感がわきます。 ご来店の際は、ぜひじっくりご覧ください。


そして…気になるバックスタンプは、こちら。





これなんです、これ。 何度撮っても・・・薄い!!!


せっかくartekなのに・・・でも、めげずに探してみようと思い、情報があふれているこの時代、

近い文字配列のバックスタンプは無いモノかと探してみましたが・・・文字の配列のイメージなど、


色々見た中では、一番これが近いように思います。







そして・・・このブラックリノリウム仕上げのテーブル。


テーブルと言えば、チークの天板か、ローズウッドの天板か、タイルの天板か・・・


と思っていましたが、初めてのブラック。暮らしの中にピリリと引き締まる黒。


試しに、フィンランド感を味わいたくて、アラビアの器を集めてみましたが・・・







この感じ。デンマークの家具よりも、明るい感じに、ブラックで大人っぽい印象も加わって・・・








明るくシックでかっこいい感じになりました。


また、実は75㎝サイズはお取り寄せ品としての流通になっていることや、

H70cm が標準なので、このテーブルは大胆にも脚をカットした、前の持ち主の

HISTORYがある事など、フィンランド生まれ、デンマーク育ち、で、仙台に来ました、

というストーリーが面白く、ヴィンテージ品らしいこなれた感じも魅力だなぁと思います。





今回のテーブル以外にも、メンテナンス中のアイテムが、順次公開されていきますので、

ぜひ引き続きお楽しみください。


WEBショップへの掲載は、9/10(木)になります。






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こんにちは。


チーク材の家具の奥深さに触れる時。


それは、磨いてオイルが浸透してく様子を見ている時に、


デンマークの当時の職人さんたちの声が聞こえてくるような。。。






そして、今回チークオイルで磨きなおしたテーブルの


BEFOREがこちら。








このダイニングテーブル。


デンマークの当時の使い方を考えると・・・


デイリーに、このテーブルでたくさんの時間を過ごしたのだろうと


想い出が天板に表れていますね。









他の角度からも。








丸い輪シミもあるし、


天板のひっかき傷もありますね。




ここから、今回は、チークオイルと水研ぎやすりで磨きなおし。



この後の仕上がりについては、リンクからWEBショップにてご覧ください。


仕上げ担当スタッフ:SHOJI





ご自宅でお使いのテーブルについても、何かご相談がありましたら、


お問合せ下さいませ。








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今日は、最近せっせと磨いていた、ダイニングテーブルについて


インスタでもご紹介していましたが、BEFOREの写真が見つかりました。


こんな感じで、先週までBOLIGの店頭に並んでいて・・・






何だか・・・天板の様子がきちんと見えませんが・・・


かろうじて、こちら。


輪シミ、見えますか・・・?


もともと、こちらのダイニングテーブルは、天板の裏に、1963年?の刻印があります。






2020年で、57歳。


これまで、いろいろな経験をしていることでしょう。



うっかり、磨く前の写真を撮り忘れていたので、探したところ・・・





ありました!SESAMEのブログに発見!!!




こちらのテーブルです。







この時は、フィーデンワックスでお手入れしています。




エクステンションを開いて・・・









こんな感じに。中央部分の輪シミが目立ってしまいます。







また、水滴の後のような、色のムラも見えます。



暮らしの中で使うという事は、こういう事です。暮らしているのだから。




そして、ここから磨いていきます。










使っているのは、Howard社のレストアフィニッシュ。




丁寧に、耐水サンドペーパーで研いでいきます。




力の入れ過ぎに気を付けて。









暮らしの記憶と共に、お手入れをしながら、使っていく。



剥離して再塗装するのとは違う、おもいでを楽しみながら使うテーブル。



昨日磨いてから、1日。



今日は、こんなご様子です。







しっとり、色ムラについても、違ってみえませんか???




こちら、店頭でも引き続き仕上げていきます。




もともとの、輪シミの位置は、お魚の顔の辺り。








今回のように、家具をお手入れしたい時、


まずは、小さいモノから一緒にメンテナンスを体験できるよう、



メンテナンスコーナーを準備しています。



ご案内できるときに、ぜひまたご案内いたします。










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