こんにちは
staff Aです
今日はロイヤルコペンハーゲンについてお話したいと思います
ロイヤルコペンハーゲンと言えば
この白磁にブルーのラインの”ブルーフルーテッド”を思い描く方が多いのではないでしょうか
最近ブラックのラインも出ましたが、
このブルーが特徴的ですよね
1775年の創業からずーッと作り続けている
定番中の定番ラインなんです
次はこちらをご覧ください
凹凸があり、微妙な色づかい
同じブルーでも随分とニュアンスが違いますね
でも、見てお分かりの通り
王冠に3本の波線
こちらもロイヤルコペンハーゲンのものなんです
時は戻りまして1958年
ロイヤルコペンハーゲン社は当時アルミニア窯で製作している時代でした
アートディレクターのニルス・ト-ソンは
各国から6人の若い女性を集めました
それがこの6人です
ニルストーソンとこの6人の女性はファイアンスという低温で焼成する製法を編み出し、
大胆なデザインに加え、豊富な色彩を表現した作品を作るようになりました
それが【Tenera(テネラ)】です
テネラとは英語のテンダー(tender=柔らかい、優しい)の原型に当たるラテン語の女性形です
早速作品を見ていきましょう
この2つは同じピッチャーですが微妙に色が違います
何種類もの釉薬を使ってこのような作品が出来上がっています
Teneraの特徴をふんだんに再現した作品です
ちなみにこれはBerte Jessenの作品です
実は先ほどご紹介したデザイナーの写真右上に謎のマークがありましたが
それぞれの作品にこのマークが施されているので
どのデザイナーの作品なのかがすぐにわかるようになっています
こんな感じです
BJのサインがありますね
ちなみにこのシリーズのシュガーポットもあります
非常に貴重なシリーズですので
是非店頭でご覧下さいね
テネラはお花や鳥のモチーフの華やかな色合いの作品が多いそうですよ
さて、ニルス・トーソンはファイアンスで別なラインも創り出しました
それが【BACA(バッカ)】です
色鮮やかに彩られたテネラと違い、
バッカはベージュやブラウンをベースとした落ち着いた色合いのものが多いようです
その代表的なデザインがこちら
ニルス・トーソンといえばこの作品、とも言えるかもしれません
同じくBACAのタイルを使った珍しいチェストもあります
正方形のタイルと長方形のタイルを組み合わせて作った
ローズウッドのチェストです
初めてのスタイルで、こちらもとてもレアなものとなります
実は店頭には、このチェストに埋め込まれているタイルもあるんです
ブラックとイエローがめずらしい正方形のタイルです
このコーヒーテーブルに埋め込まれているのは、このタイルになります
また、他にもこんな鳥さんが描かれたタイルもあります
このタイルを使った家具を見たことがないのは…
上下が決まっているデザインの為に使いにくかったのかしら…
なんて、真相は分かりません
本当は使われている家具があるのかもしれません
ちなみにBACAはこんなバックスタンプがあります
円のようなデザインが特徴です
生物は循環するという意味も込めて円にしているという説もあります
真中に描かれているのはニルス・トーソンのサインです
ちなみに左側にある数字はシリアルナンバーではありません
『パターン/型番』です
土のフォルムのどんなデザインなのかが管理されていたのですね
もう少しお話したいところではあるのですが
本日はこの辺で
今回載せている作品はWEB掲載されていないものもあります
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