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現地に買付に行き、テンションが上がる瞬間と言えば、、、





『あったー!!! ロイヤルコペンハーゲンのテーブル!!!』 という時。


ディーラーさんの倉庫をまわりながら・・・祈っているのです。


初めて見たときから、この圧倒的な質感と、






ファイアンス焼き特有の


タイルの色の違いにすっかり魅了されています。






↑先ほどのタイル、この写真の角度から、


実際に店頭でじっくり見ると・・・


こうなります(笑)






今回のめぐりあわせは、W150cm。


3人掛けの前にピッタリサイズです。


そして、


以前に一度、ロイヤルコペンハーゲンのタイルをはがした時の様子を


ご紹介したいと思います。


これ、貴重だと思います。


普段、外す必要無いですから。



以下、数年前の作業時の記録になります。


この時は、天板の掃除をしていて・・・なんとなく不穏な雰囲気が。


タイルが1枚なんとなく動くような・・・


修理部スタッフと相談し、覚悟を決めて外してみることに。



まずは、目地をカットしていきます。





目地は壊して外すしかないのです。


そして、元に戻すときの為、すべてのタイルにマスキングでナンバリングし、


明日、外しますね。


と聞いていたのですが、あっという間に半分外されている!!!






丸く跡が見えるところは、接着剤の跡で、、、


この段階では細かいタイルはすべて外されています。






と、いう事は!!!


念願の、タイルの裏側が見れるチャンス!!


という事で、、、







よく、角におさまっている正方形の小さいタイル。


ドキドキしますが・・・裏面は???







あ・・・接着剤で見えない!



という事は、もう少し大きいタイルなら見えるはず!!







おぉーーーーー!!!


ありました、ロイヤルコペンハーゲンのマークと、


ニルス・トーソンのBACAのマーク!!!


これが 見たかったーっ!!


全てのタイル、1枚1枚に・・・






こうして、すべてのタイルにマークが入っているんだな、と確認できました。


この後、テーブルは無事に修理でき、お客様の元へ嫁ぎました。



さて、今回入荷しているタイルテーブルは、違うデザインになりますが、


こちらも、ニルス・トーソンの作品です。






そして、裏面には、HASLEV社のシールと、


デンマーク製を意味する、DANISH CONTROLのマークと、





ロイヤルコペンハーゲンのファイアンスを表す


陶器のエンブレムがあります。


あ、少しピンボケで失礼しました。


後程、撮りなおします。



では、一年中眺めていても、飽きない魅力でいっぱいの、


ロイヤルコペンハーゲンのファイアンスシリーズ。


ぜひ店頭か、WEBにてご覧ください。




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BY noriko niinuma | 2020-09-24 07:00:00 | インポートアイテム, Bjorn willblad

あらためまして、嬉しいお知らせです。


最近、Bjorn WiinbladさんのEVAVASEなど、

日本でもビョンヴィンブラッドさんの

人気が高まってきています!!


私たちも、きっかけはデンマークに買付に行った際に訪れた、

レストランだったそうです。


当時だから・・・2004年ぐらいの話になると思います。


そこで味わった、独特の世界観。そこからすっかり虜に。





そして、2005年の当店のオープンから、コツコツいろいろな


アイテムを見つけては、こんなデザインもしていたんだねと、


とても興味深く、デザインの幅の広さにも、驚くことが多かったです。




陶器だけでなく、お菓子の缶、テーブルクロス、


エプロン、ジグソーパズルなど、多彩なお仕事。


シェークスピアの舞台演出もなさったと聞いては驚き、


コペンハーゲンに今も残るTIVORI公園の遊具や施設も


デザインされていたり、ひとびとを惹きつけるデザインの魅力を


表現しているなぁと思っています。





そして、、、ある日、ふと、私は後から、ビョンヴィンブラッドさんが


2006年にお亡くなりになられた事を知り、


ビョンさんは、日本にも仕事に来ていたことなどを読んだり聞いたり


する機会があり、今のようなメール等の簡単な連絡手段が


無いころに、あちこちで仕事をしていく、今以上にエネルギーの要ることで


行動力のすばらしいデザイナー、だったんだなぁという印象を持っています。



そして、今回、、、店頭で色々なお客様と読みながら盛り上がる、


ELLE DECOさんの2009年10月号。






結構な頻度で、お客様と一緒に楽しんでいたので、


表紙はボロボロになっているのですが、内容盛りだくさんで

何度読んでも、あきません。

        

表紙はコペンハーゲンなのですが、中にビョンさんの特集ページもあり、

彼のブルーハウス・アトリエの写真も公開されていることで、

なおさらビョンさんのデザインに興味を持つようになりました。





そして、改めて調べてみると、今は、こちらのブルーハウス、

ビョンさんの友人の方などのガイド付きで、

見学することができるようになっています。

さらに、今まで何度か拝見している、ビョンさんについての

ホームページも、改めて拝見しようと思い、探したのですが、サイトがリニューアル

しているようで、見たいページにたどり着けませんでした。



以前拝見したそのページには、、、


ビョンさんご本人の生前のご希望で、このブルーハウスと呼ばれる彼の自宅兼アトリエは


現在予約制で公開されています。未来のアーティストたちのために、保存して公開してほしいと。


そして、そのためにも今発売されている製品の収益で、ブルーハウスを保存していくそうです。


そんな素敵なストーリーがあるなんて!!!


ぜひ、協力したい!!!


そして、いつか、からなず行ってみたい!!!


という新しい魅力を発見し、なおさらビョンさん熱が上がっているところに、


このシリーズに出逢いました。





このフラワーベースのデザイン、ビョンさんの書斎に並んでいる


陶器類の、仲間と思われるデザイン。店頭にあるエルデコに掲載されています。


気になる方は、ご来店の際にお声がけくださいね。



そして、この、シンフォニーシリーズ。

実は、日本未入荷品だったのです。


この深いグリーン、しかも陶器で、気に入ってくださる方がきっと多いはずなのに。


という事で、日本国内では当店のみ入荷いたします!!!


単色になっている分、模様の凹凸が際立って、うつくしいです。



このシンフォニーは、こんなラインナップです。






この5アイテムがグリーンの釉薬で、











キャンディポットタイプは、ピンクの釉薬と2色展開で、つくられました。









先日もご紹介している、ぱっちりお目めの、カルメンさん、





最近は、デンマークのBjorn Wiinbladさんのインスタでは


シャインマスカットが入っていました♪可愛らしい♪


入荷は10月中旬の予定です。


先行予約の日程については、追ってご連絡いたしますので、お楽しみに♪





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BY noriko niinuma | 2020-09-22 07:00:00 | 北欧ヴィンテージ 陶器, ROYAL COPENHAGEN

今回入荷している、芸術の秋を本格的にご自宅で楽しめる、

ロイヤルコペンハーゲンのファイアンスシリーズ。



今回、ロイヤルコペンハーゲンのオフィシャルサイト内より、

改めて勉強したところ、、、


Faience (earthenware)

Raw materials typically used are kaolin or clay (about50%) and quartz (approximately 25%). Faience is fired highest in and oxidizing atomosphere the first time at about 1160-1200℃. The second firing, the flaze-firing, occurs approximately 100℃ lower than the primary firing and mostly with the objects hung on spesial racks. The inner of the faience (the body) is typically porous, ad it might absorb moisture, it the glaze is not completely tight. it is also characteristic of earthenware, the it will after some time have a tendency to craze. The crazing occurs often dur to reaction of the body with the absorbed water, leading to slight expansion of the body which causes cracks in the glaze. The colour range for decoration of faience is relatively wide.


出典:



という事で、今までオープンから15年間の間に、

何度かご来店いただいている、陶器に関わるお仕事をされている方の

ご説明もリンクし、詳しく理解することが出来ました。



そうすると、まずは高温で焼くんですね。

この時、錫を含む釉薬で焼く事で、黄色土の陶器が白くなり、

そこに、いろいろなデザインが施され、

いよいよ、ファイアンスペインターさんたちのお仕事、施釉です。

この工程を裏付ける、ファイアンス焼きの特徴としては、






表面の質感のゆたかさ、違いにあります。


表面の質感の違いは、温度を下げてからの施釉箇所と、

最初の施釉箇所で、焼成回数が変わってくることから、

凹凸につながっている、と、この作品でいうファイアンスペインターの位置づけに当たる、

釉薬をかけている方に教えていただきました。



そして、今回、このお皿は2枚入荷しているので、念願の見比べ♪

が出来ます!!


まずは、バックスタンプから・・・






BACAシリーズを表すマークと、

器のデザインを表す、2882

デザインを表す、780

そして、右側のファイアンスペインターのマークは、、、A

と読めますね。では、Aさんの絵付けだとして、もう1点は、





ちょっと、文字の書き方などが違ってみえますが、


先ほどのお皿と、ほぼ同じ!!!


という事は、2枚は極めて似ているのでしょうか・・・





あれ???





そして・・・





何だか、似ているはずと思ってみてしまうと、


余計に混乱しますね。


詳しく見ていくと、ブラウン系のデザインをそろえると、


この写真の通りで、






お花のようなモチーフの位置を揃えると・・・






ひっくりかえっているような、

なるほど、逆になっているように見えます。


これは、それぞれに趣があっておもしろい!!




この他にも、人気の"さかなととり"のシリーズも入荷していますので、


ぜひ、店頭に足を運んでみて下さい。




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BY noriko niinuma | 2020-09-19 09:27:15 | 北欧ヴィンテージ 陶器, ROYAL COPENHAGEN


2020年、中秋の名月は、10/1(木)だそうです。


お月見団子の代わりに、、、


深まる秋の夜長を、芸術的な、アートのような、


ロイヤルコペンハーゲンで楽しみませんか?



エレガントなデザインの、白地に青のイメージが強いと思いますが、


今回ご紹介する、ファイアンスシリーズは、原料も製法も違うので、


土っぽい質感が特徴的な、アートのような作品が多いのです。


今回は、


人気のブルー系”TENERA"と、





タイルテーブルでもファンが多い、”BACA”のアイテムが、、、



こーーーーーんなに、集まりました。





そして、芸術の秋、中秋の名月をイメージするような・・・



ラウンドのプレートもあります。


プレートの上に、ティーライトキャンドルをのせて、


窓辺で秋のお月見を楽しむのはいかがでしょうか。







この、ファイアンスシリーズならではの質感と、



1点ずつ違うファイアンスペインターによる、絵付けが、


それぞれに違った焼き上がりを生んでいます。






1枚1枚の違いを見るのが好きな私は、


出来れば同じ器で、同じデザインで、どのくらい違いがあるのか、


詳しくじっくり見てみたい、と思っていたので、


今回は、チャンスです!!!



芸術の秋を一緒に楽しみましょう♪



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BY noriko niinuma | 2020-09-13 07:00:00 | インポートアイテム

おはようございます。

昨日ご紹介している、ELVANG DENMARKのアイテム。




もともとのエルバンというブランドについて、改めてご紹介したいと思います。


2014年の初回のご案内から、毎年秋から冬にかけてご紹介している、寒い季節の強い味方。



ブランドストーリーは、2002年に、ELVANG夫妻が南米ペルーに


旅行に行った際に触れた、アルパカの素材に魅了されたところから、始まります。





北欧は、もちろん羊毛大国ですから、アルパカの製品に触れ、

軽く、温かさを保つというアルパカの毛の特徴もあり、

もっとたくさんの方に知ってほしいと考え、同時に、上質な素材を扱い、

高い技術を持ちながらも、貧困からなかなか抜け出せないという


ペルーの現状を知り、何かできないかと帰国後に会社を設立します。



うつくしいアルパカの製品を発信することと、ペルーの作り手さんたちの経済活性化を目標に、

何度も往来を繰り返し、スカンジナビアンデザインに似合うファブリックを、

現地ペルーで製作することにしたそうです。


アルパカはもともと、アンデス山脈の海抜3000m-5000mに生息しています。

高地の為、昼夜の寒暖の差が50度近いこともある、過酷な環境。


ここに適応してきたアルパカは、毛の内部に空気の層があり、

寒いときは空気の層を活かして、毛を立てて暖をとるそうです。



私も愛用していて、実感があるのですが、ベビーアルパカの繊維は、保温力に加えて、

柔らかさが特徴で、しっとりとしたすべすべの肌触りが特徴です。


そして、店頭でも、かならずご紹介するのですが、、、


アルパカのほとんどは人間でいうストレートヘア。直毛なのです。


それゆえに、私が愛用しているストールも、いまだかつて毛玉を

見つけたことがありません。。。



これは、ご愛用頂いている方には、何年たっても変わらないねと

ご感想をいただく、嬉しい部分でもあります。




ベビーアルパカの繊維はとても貴重です。

アルパカの生涯のうち、1度しか採れない、生後3か月から1年以内の毛です。

だからこそ、長く愛用していただけるような、モノを作りたいという

ELVANG夫妻の思いから、さまざまな製品がつくられています。





今シーズン入荷している、極細のベビーアルパカでつくられた、

トラベラーというシリーズ。季節を問わずお使いいただけるように、

合わせやすい無地で、軽く温かくお使いいただけます。

昨年人気のカラーに、カーキ(オリーブ)も入荷しました。








ぜひ、このトラベラー、店頭でさわっていただけると嬉しいです。



そして、ちょっと社会勉強のお時間です。

ペルーの作り手の方たちの暮らしを支えたいというELVANG夫妻、

"WFTO"というフェアトレードの取組を推奨しています。


フェアトレードとは・・・

生産者が人間らしく暮らし、より良い暮らしを目指すため、正当な値段で作られたものを売り買いすること
です。商品の多くは、たくさんの国や人の手を渡って日本に届いています。例えば綿製は畑で綿を栽培・
収穫し、工場で糸にして、布にし、色を染め、縫製という工程を経てようやく1つの製品が出来上がります。
しかし、その裏側には十分に生活することができない賃金で働き、貧困に苦しむ途上国の生産者たちが
います。その中には教育を受ける機会を奪われている児童労働者も多くいます。いわゆる途上国と先進国、
または企業間の取引がそもそもフェアでない為、こうしたことが起きます。フェアトレードは労働者に適正
な賃金が支払われ、労働環境の改善、自然環境への配慮、地域の社会・福祉への貢献、子どもの権利の保護
および児童労働の撤廃を基準としています。


この取り組みに対して理解を深める為、WFTOとは・・・

フェアトレード機関は大きく3つあります。
取扱い商品の全てを一気にフェアトレードに切り替えることが難しい企業や団体に、製品ごとに認証を
行い、商品一つからでもフェアトレードに参加することができる”Fairtrade International”と、各企業や
団体が独自に基準を設定している“その他のフェアトレード”、そしてもう一つがELVANGが加盟して
いるWFTO(World Fair Trade Organization)です。
WFTOは他2つとは違い、生産から販売まで事業活動全体がフェアトレードの基準を100%満たしている
団体のみ認証を受け加盟することができる最高水準の国際機関です。そのためWFTO加盟団体が販売する
商品は全てフェアトレードです。また認可取得後も、自己評価と相互評価、外部検証を通じて確認が
行われ、WFTOが定めた「フェアトレード10の指針」が守られていることを保証する制度です。
現在デンマークではWFTOの認可を受けている企業はELVANGと他1社だけです。


UN Global Compact(国連グローバル・コンパクト)

そしてもう一つ、ELVANGが加盟しているUNGPとは、各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップ
を発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み
作りに参加する取り組みです。UNGCに署名する企業・団体は、「人権」・「労働」・「環境」・「腐敗
防止」の4分野・10原則を軸に活動を展開しています。


サスティナブル(Sustainable)とエシカル(Ethical)についてELVANGの取組み

サスティナブルとは、「持続可能な」「将来的にずっと続けていける」などという意味で、環境負荷の
低い製造方法や栽培方法など、地球環境を破壊せず、限られた資源を大切にして、将来的に継続して
いける取組みです。そして、 エシカルとは「倫理的な」という意味で、環境や労働者からの搾取行為の
ない倫理的な製品を作る事です。
つまりサスティナブルやエシカル、エコはフェアトレードの取り組みの一部です。


主な取り組み

・アルパカはあまり水を必要としないので、アンデスの高地にわざわざ水路
をひかなくても自然に生活ができます。
・餌となる草を葉の部分だけ食べるので、根は台地に残り、毎年良い草が
生え自然環境を壊さない優しい動物です。
・ELVANGは混毛のアイテムに80%リサイクルウールを使用しています。
・ELVANGは、環境への負担を軽減するため、エコテックス認定の色で
染色しています。
・輸送は世界環境への影響の重要な部分を占めています。空輸から海上輸送にする事で
環境への影響が大幅に緩和される為、ELVANGでは少なくとも90%を海上輸送に
努めています。

ELVANGでは設立以来ファストファッションを大量に消費するのではなく、お気に入りのものを
手入れしながら長く使い続ける事で、地球環境を守り、限りある資源を大切にするサスティナブルな
ライフスタイルへの取り組みを推進しています。




ベビーアルパカの冬用、エルバンの製品の中でも厚手のタイプは、

10月の入荷予定になります。


そして、今年も・・・アルパカさんは数体届きますので、





お楽しみに♪








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