北欧の家具デザイン、特に椅子のデザインで有名な方はいろいろいらっしゃいますが、
個人的には、綺麗な曲線が好きです。目で楽しんで、座って楽しんで、手触りも楽しめる。
何の話をしているかって、まじめに椅子の話をしています。椅子はもともと座るもの。
腰を掛けるという日本語がありますが、腰を掛けるなら、正直なところ段差があれば可能です。
でも、座るってそういう事じゃないよね、という、道具としての役割をきちんと果たしているか、
という機能という観点で見ると、座っていて、心地よくて、過ごしやすいのが、椅子に求められて
いると思います。私も以前は、椅子をデザインでかっこいいか、かっこよくないか、と思っていました。
もちろん、背景を語らずとも、かっこいいに越したことは無いのですが、かっこいいだけじゃなくて、
座り心地がいいの、という椅子は、さらに毎日の暮らしの質、”OUALITY OF LIFE” を
高めてくれる存在になります。このポイントが、デンマークの方が暮らしの中で大切に
している要素で、そのために椅子は欠かせない存在なのです。なぜって、HYGGEだから。
曲線に注目して、じっくり見てみると・・・
自分らしく過ごす相棒として、好きな過ごし方にフィットする椅子は、とてもいいものです。
座ると言っても、座り方はひとそれぞれ。過ごし方もひとそれぞれですよね。
実際に座るときの動きについては、こちらの動画からご覧ください。
【エリックバックの椅子にいろいろ座ってみる】