左パネル
こんにちは
staff Aです
本日ご紹介するのはこちら
北欧家具の深い魅力は、
その土地の風土や人々の暮らしと密接に結びついている点にあります
今回ご紹介するのは、バルト海に浮かぶデンマークの美しい島、
ボーンホルム島で生まれた特別なタイルテーブルです
ボーンホルム島は、"バルト海の宝石"と称される風光明媚な島
切り立った岩肌の海岸線、真っ白な砂浜、
そしてどこまでも広がる緑豊かな丘陵が、
この島ならではの独特の景観を生み出しています
また、古くから良質な陶土が採れることから、
デンマークを代表する陶芸の島としても知られてきました
島には19世紀から続く老舗の窯元が点在し、
今も多くの陶芸家やガラス工芸家がアトリエを構える、
まさに"アーティストの島"なのです
このタイルテーブルを手がけたのは、
ボーンホルム島を代表する名窯の一つ「L.Hjorth(ヨルト/ヨート)」
「L.Hjorth」の刻印。「J」が「I」に見えて調べるのに苦戦(笑)
1859年に創業した歴史ある工房で、その卓越した技術と芸術性は、
デンマーク王室御用達になるほど高く評価されてきました
L.Hjorthの作品は、島の自然からインスピレーションを得た、
温かみのあるアースカラーや、有機的なフォルムが特徴です
写真のタイルテーブルは、まさにL.Hjorthの真骨頂
釉薬の濃淡が織りなすブラウンやゴールドのグラデーションは、
ボーンホルム島の自然の息吹を感じさせます
まるで大地の年輪や、風が描く渦模様のようにも見え、
眺めているだけで心が落ち着きます
一つ一つ手作業で施されたであろう絵柄は、全く同じものが二つとなく、
世界に一つだけの表情を持っています
テーブルの縁にあしらわれたローズウッド材の深みのある色合いが、
タイルの豊かな表情を一層引き立てています
北欧家具は、ただ美しいだけでなく、使い込むほどに味わいを増し、
日々の暮らしに寄り添ってくれるのが魅力です
このタイルテーブルも例外ではありません
リビングに置けば、その存在感で空間の主役となり、
ティータイムや食事の時間をより豊かなものにしてくれるでしょう
また、ボーンホルム島の雄大な自然や、
そこで働く人々の温かい手仕事を思いながら、
このテーブルを大切に使い続けていけたら素敵ですね
当店では、このような北欧の歴史や文化が息づく
ヴィンテージ家具を多数取り揃えております
ぜひ店頭で、それぞれの家具が持つストーリーに触れてみてください
皆さまのご来店を心よりお待ちしております