こんにちは。
今日は、お客様の中でもファンが多い、デンマーク・ボーンホルム島のお話。
こちらの、デンマークの地図、デンマークで購入したものです。
そして、右下にのっているのが、ボーンホルム島。
実は、位置的にはスウェーデンに近く、一時スウェーデン領にもなっています。
コペンハーゲンからフェリーに乗ると、4時間かかるそうです。。。
ここが、デンマークの陶器の歴史を語る上で、とても重要なポイント。
ロイヤルコパンハーゲンの歴史にも、関わっています。
ボーンホルム島で、『良質なカオリン』が見つかり、1773年にロイヤルコペンハーゲンがスタート。
良質なカオリンって???
ケイ酸塩鉱物に分類されるそうで、化学式はこちら。Al4Si4O10(OH)8
見ても分からないのですが、載せてみます。
そして、このカオリン。カオリナイトといい、化粧品に含まれていたり、
暮らしの中で広く使われているようです。
焼物を作るときに、粘土に含まれるカオリンの量が多い程、高温に耐えられると言われています。
硬質磁器の製作は、デンマークで1773年に初めて成功したと言われています。
さて、デンマークの陶器について、もちろん歴史が古いのは、ロイヤルコペンハーゲンですが、
こちらのボーンホルムは、原料が取れることからも、陶器の大小さまざまな窯が生まれたそうです。
中でも、SOHOLM(1835~1996年)は、ブルー系のうつわに一目惚れする方も多く、
暮らしのなかに、すっと馴染むデザインと釉薬の美しさがあります。
デンマークを車で走っていると、、、
こちらは、コペンハーゲン中心部の写真です。
あ、まだボーンホルム島には行ったことが無いのですが、
レンガや石を感じる街並みです。
そして、、、改めてスーホルムのうつわを見ると、この時間を感じるような、、、
地域ごと、国ごとの背景の違いが、味わい深く感じます。。。
また、根っからのブルー好きなので、地域が違っても、似た青が見つかると、嬉しいので、
青探しも続けてみたいと思います。
では、みなさま、また。
最後まで読んでくださってありがとうございます。