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BY noriko niinuma | 2020-07-18 21:00:00 | teraviiva テラヴィーバ

さて、タイトルの通りなのですが、

テラヴィーバをご自宅で眺めているとき・・・

店頭で眺めているとき・・・



ふと、あれ?こんな風にもつかえるのでは?と

アイデアが降りてくること、ありませんか?



テラヴィーバの楽しみ方を見つけていただく

アレンジ上手な方の、実現したアイデアをご紹介します。




まずは、テーブル本体をお持ち込みいただいての加工。

きっかけは、テラヴィーバのサイドテーブルを、ご購入いただいた

お客様のお宅でご覧いただいたこと。




そこからご来店いただき、実は自分が持っているテーブルに

埋めることも考えていて・・・。というお話を伺い、

天板の厚みがあれば可能ですよとご案内。



そして、急なお引越しのお話もあり、仙台を離れることに。


お引越しに際して、お手持ちのテーブルを預けに来てくださいました。


このテーブルなのですけれど、加工できるかどうか、置いていきます!!


という流れに。






20年近くご愛用のテーブルは、表面の質感もところどころ違いがあり、


この状態から、せっかくだから綺麗に、も、したいというご相談で。


まずは・・・


サンディングをして、表面を蜜蝋でしっとり仕上げます。








木目も綺麗に際立ってきました。


ここから、ルーターで掘り進めます。


ちなみに、角から5㎝は、木部の破損を避けるためにスペースを取っています。



そして・・・


ルーターで掘って、


タイル用の接着剤で固定して、


乾いてから目地を入れて、


こんな風に、フラットに仕上がっていきます。






テーブル全体の印象は、見違える仕上がりになりました。


ここで一つ、難題が。


『ウレタン塗装にはしたくないのです』


ウレタン仕上げにはしたくないけれど、汚れにくいほうが嬉しい。


それが、本当にかなえたいポイントですよね。私も、そう思います。



そこで、店頭でも時々ご案内しておりますが、ハワード社の製品について、


いつも担当のIさんを困らせる私。


今回は、こんな使い方が理想なのですが、今までチークのテーブルなどにも相性抜群の、


フィーデンワックスだと、正直なところ水をかけて拭き取ったりすると、、、


撥水力にも限界がありますよね、と質問。



すると、楽器用なので剥離の手間がかからないように、ほどほどに取れることが


必要なのですという回答をいただき、今回のようなケースには、


撥水用の別なワックスを、と教えていただきました。




パッケージもかっこいい、こちらです。





主成分は、ビーズワックス・オレンジオイル・カルナバ蝋

そこに、紫外線防止剤と、マイクロクリスタリンワックスが配合されていることで、


融点が82℃。水拭きしても、取れにくい仕上がりに。




この、ワックス仕上げで、フィーデンワックスやオレンジオイルでも


お手入れできる上に、水をこぼしても撥水に。


うっかり汚れも防止できます。



まるく磨いて、仕上げ磨きをして・・・


表面の凹凸もなめらかに、しっとりきれいな仕上がりになりました。





お引越し先にお届けして、数年。


何かご相談があれば、遠方からでも、いつでもご連絡くださいませ。







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