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BY noriko niinuma | 2020-09-12 07:00:00 | ROOM and more, 北欧ヴィンテージ家具 収納

お探しの方が多かった、ちょうどいい大きさのチェスト。






テーマは、”ブルーが好きでついつい集まってきてしまう” 


という方のインテリアです。


玄関の正面?リビング・ダイニングの一角?ちょっと空いたスペースが、


ぐっと素敵に見えてしまう、素敵なサイズ。


W62cm なので、コンパクトです。




一緒に飾っている、ふわふわの、こちらは西洋ススキ。

パンパスグラスと言うそうです。


ドライになり、飾ってみたかったので、、、


ブルーのガラスのフラワーベースに一緒に飾ってみましたが、


このフラワーベースには、長かったですね(笑)


Meeさん、素敵なプレゼント、ありがとうございました。









さて、チェストトークに戻ります。









奥行もスマートなので、玄関でも素敵に飾れるイメージです。







取手はシンプルは、ストレートタイプ。


天板の左右は、少し高さがあって、モノが落ちないような形。







いつまでも、変わらない魅力を楽しめる、


使って、眺めて、暮らしのなかに素敵な時間が増えますね。




そして、素材違いで楽しむ、色集め♪







この、陶器の・・・深いブルーと、






ヴィンテージ ホルムガードコレクションの、、、フラワーベース。


そして、カイクリスチャンセンのNV-31。


この生地は、出逢った時からの生地です。


つくられた国も、素材も、違ったモノたち。


それぞれのストーリーを紡いで、仙台に来たのです。



同じめぐりあわせは、そうそう無いのが、ヴィンテージの魅力。



ご来店の際は、ぜひ、隅々までご覧ください。






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BY noriko niinuma | 2020-09-07 09:00:00 | 北欧ヴィンテージ家具 テーブル

【artek 81Cテーブルから始まる、家具の話】



今日は、デンマークの買付ではめずらしい、フィンランドの家具をご紹介します。


もう、、、タイトルだけでワクワクしてくださる方も多いと思いますが、

デンマークで見つかった、artekのテーブル81Cというモデル。






サイズは、幅75cm X 奥行75㎝ X 高さ55㎝


天板は、ブラックリノリウム仕上げです。



カタカナ名で、なんとなく化学的に聞こえますが、リノリウムって・・・???



まず、調べてみました。リノリウムはもともと天然素材をうまく組み合わせた仕上げで、

主に、亜麻仁油・コルク・ジュート・石灰岩などを混ぜたゲル状のモノを、

麻布に添付し、浸透させて乾かしたモノを言います。

原料を見た場合、天然素材でできている為、科学的な有害物質が発生しないというメリットもあり、

また、抗ウイルス効果や抗菌効果なども実証されていることから、病院・幼稚園等、

公共性のある施設等でも使用されていた素材です。



アルヴァ・アアルトも、この素材の特徴を知って、特にテーブルの天板など、

暮らしの中で使うイメージを持っていたのでしょうね。



ちなみに・・・パイミオという場所にある、アアルトデザインの、サナトリウム(結核療養所)、

パイミオは、トゥルクにある都市です。テラヴィーバの拠点がある地域。

そして、建てられたのは・・・1933年。今から87年前です。

当時、アアルトが35歳の時の仕事だそうです。

WEBをいろいろご覧いただくと、写真やストーリーがいろいろ見えてきますが、

今見ても、とてもモダンで、TIMELESSなデザインだと思います。

当時はいろいろなパーツや製品が無いので、この建物のためにドアノブや照明等、

全てをモダンにデザインしたことで、アアルトは有名になっていきます。

デザインと、それをかなえていく為の努力を惜しまない姿勢が、

いろいろなところに現れています。



さて、話はテーブルに戻りますが、このテーブルのデザインは、1935年。

今から・・・85年前に生まれた技術とデザインです。






特に、昨年のフィンランド展でも展示されていましたが、この、アルテックの特徴の

L-leg。 

無垢材を、髪をとかすときの櫛のような形に加工し、隙間を開けたところを木材と


接着剤で埋めて接着していき、






曲木ではなく、無垢材を曲げるという技術にたどり着き、特許も取得している製法。

近くで見ると、なおさら実感がわきます。 ご来店の際は、ぜひじっくりご覧ください。


そして…気になるバックスタンプは、こちら。





これなんです、これ。 何度撮っても・・・薄い!!!


せっかくartekなのに・・・でも、めげずに探してみようと思い、情報があふれているこの時代、

近い文字配列のバックスタンプは無いモノかと探してみましたが・・・文字の配列のイメージなど、


色々見た中では、一番これが近いように思います。







そして・・・このブラックリノリウム仕上げのテーブル。


テーブルと言えば、チークの天板か、ローズウッドの天板か、タイルの天板か・・・


と思っていましたが、初めてのブラック。暮らしの中にピリリと引き締まる黒。


試しに、フィンランド感を味わいたくて、アラビアの器を集めてみましたが・・・







この感じ。デンマークの家具よりも、明るい感じに、ブラックで大人っぽい印象も加わって・・・








明るくシックでかっこいい感じになりました。


また、実は75㎝サイズはお取り寄せ品としての流通になっていることや、

H70cm が標準なので、このテーブルは大胆にも脚をカットした、前の持ち主の

HISTORYがある事など、フィンランド生まれ、デンマーク育ち、で、仙台に来ました、

というストーリーが面白く、ヴィンテージ品らしいこなれた感じも魅力だなぁと思います。





今回のテーブル以外にも、メンテナンス中のアイテムが、順次公開されていきますので、

ぜひ引き続きお楽しみください。


WEBショップへの掲載は、9/10(木)になります。






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BY noriko niinuma | 2020-09-05 08:00:00 | 北欧ヴィンテージ ガラス, Holmgaard

【HOLMGAARD/ホルムガード】

とても有名なデンマークのガラスメーカーですが、

グラスからフラワーベースまで、種類が豊富で、1825年の創業から195年間

世界中で愛されています。



日本では、スコープさんのフローラベースから、ホルムガードを知る方も多いですよね。




私がホルムガードを知ったきっかけは、12年ぐらい前になるでしょうか・・・


まだ、今のようにネットが普及する前。デンマークの買付中にMichaelさんが


ほら、あげる(と言っていたかどうか・・・)と、くださった本。


この本がきっかけで、ハマりました。ホルムガードの世界。






私のことを、NORIKOではなく、NORIGOと呼ぶ、大柄なデンマーク人のおじさま。

オープン時からのお付き合いになるので、15年来の仲です。


******************************



もともと、ホルムガードは1825年創業の、デンマークのガラスメーカーです。


HOLMGAARDと書きますが、デンマークではホルメゴーと言う方が多い印象。


歴史も古く、名作も多いと思いますが、特に魅力を感じたのが、1950-60年代の


Per Lutken/ペル・リュッケンさんの、流れるようなシルエットがうつくしいシリーズ。


イメージだと、漢字の美しい、よりも、ひらがなのうつくしいが似合いそうな、


なめらかで、ストレスのない曲線が魅力です。この、ストレスのない曲線、


というのがポイントで、見ていて心地いいラインって、難しいんですよね。


その、うつくしいラインの秘密が、この本には書かれていて・・・ついつい


見ていると、時間を忘れてしまいます。デザイナーの頭の中が気になるなぁと。




あ、ちなみに、このページはグラスのページです。

飲み物の種類に合わせた、大きさ違いの同じシリーズのグラスが並んでいるのですが、、、





シリーズで描かれている、このスケッチがうつくしい。

もちろん、手書きの、デザイン画に数字の訂正などの書き込みがあるのも、素敵。

しかも、サイズ違いでデザインしているところも、飾る楽しさにつながる


大切なポイントですよね。







この、シルエットを数字であらわしているところや、シルエットを修正しているところも、


デザインのうつくしさにこだわって、つくっている様子がみえて、興味をそそられます。




この作品集の中にも、サイズ違いで、同じデザインが並んでいるページがあるのですが、

とてもうつくしくて、ついついみいってしまいます。


こちらの作品集のタイトル、

”GLASS IS LIFE” にも、力強さを感じます。 そして・・・





なるほど、彼が70歳の時にまとめた本、という事なのですね。

どうりで、興味深い写真ばかりが載っている・・・素敵な本です。

そして、ホルムガードのコレクションの魅力は、このガラスの・・・





シルエット・厚さ・デザイン・ガラスの色・と思っています。

マウスブローによる、熟練の職人技の為、一つ一つに個性があります。

個性はありつつ、デザインされた、計算された、シルエットに近づける、

8月にご紹介していた、OivaToikkaのコレクションもですが、本当に

職人技で作られているガラスは、魅力もひとしお。


また、レンズのような・・・

中に世界を作り込んでしまうところも魅力。





少し離れて並べている、最初の写真にも写っているフラワーベース。

まるで、小さくなったみたいに見えますよね。壁際よりも、何かの手前に

わざと置いてみたくなる、理科の実験みたいに。






そして、Per Lutkenの作品の多くは、後ろに写真のような


"HOLMGAARD PL”というサインがあります。

Per Lutkenの頭文字で、PとLです。筆記体のような文字なので、最初は読めませんでした。



今回、ヴィンテージのホルムガードコレクションとしてご紹介する中には、

写真のハート形のフラワーベース、Menuet/メヌエットも4サイズ

入荷しています。ぜひ店頭で違いを楽しんでご覧いただければと思います。



また、この他にも、まんまる、スマート、初めてのシルエット、アート系のデザインなど、、、


今まで以上にホルムガードの魅力をお伝えできる内容で、入荷しています。






花を飾るのも、もちろんいいけれど、


ふと、、、なにも飾らなくても、


フラワーベースそのものを愛でてもいいなと思える、


そんなシルエットに、色に、形に、サイズに、出逢えますように。




入荷したばかりで、写真撮影とWEBSHOP掲載に追われていたので、実は、


まだ、ホルムガードをキャビネットに飾った写真は撮っていません。








お気に入りに出逢えたら、こんなサイドボードの上に飾るのもいいですね♪






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昨日に続いて、ペーパーコードチェアの張替え。


昨日は実は第二ステップまでご紹介していますが、

肝心の第二ステップの、すて巻きについては、動画がありませんでした。。。



すて巻きも、巻き初めから、5回巻いて隣へ移動を繰り返していきます。


第二ステップ後の座面はこんな感じです。





どうやら、この椅子の職人さんは、真ん中からスタートしている様子でしたので、

真ん中から外側に向かって張っていきます。



そして、、、すて巻きが終わったら、次は第三ステップの横張へ。




【やってみました!! ペーパーコード張替え  第三ステップは横張】



横を張る時は、木材をはさんでからスタートすると、作業しやすいとの事ですが、


座面は真ん中がカーブしてへこんでいるシルエットなので、


今回は短い木材を割りばしで代用してスタート。




そして、思わぬハプニングが!!!


先ほどの動画の最後も、何かしている様子で終わっていますが、


なんと、ペーパーコードがよれてしまって・・・







お祭り騒ぎ!!!です。もう笑うしかないですね♪


こんな時、買付でも数々のピンチを乗り越えている、加藤さんに相談。


『どう思いますか?』


『うーん、結構だね。電話のコードみたいになってるから、ねじるしかないよね。』


『なるほど・・・電話のコード・・・そしたら、反対側から巻いてみます!』


たぶん、これが、一番いい解決策だと思う。と信じて・・・


冷静に、反対側のコードの端から、まき直しを進め・・・


ねじれたところを解きながら、まき直し・・・


まき直し・・・まき直し・・・


何とか、切らずに、張る作業ができる位置まで解くことが出来ました。



【やってみました!! ペーパーコードの座面張替え 横張中盤戦】






【やってみました!! ペーパーコードの座面張替え 最後】




ちなみに、このペーパーコード素材としては、紙なのですが、

3本を寄ってあるため、ねじってまとめているような素材です。

決して、柔らかいわけではないので、慣れるまでは肌が擦り切れる感じ。


この段階だと、隙間が詰まって、よりしっかりテンションがかかっているので、






最後の割りばしは、ビクとも動きません。

外すときは、ラジオペンチで引っこ抜きます。



今回の作業では、先曲がりラジオペンチが使いやすかったので、相棒です。

ダニッシュネイルの隙間に、ペーパーコードを巻く時も

指先ではできない作業をサポートしてくれました。おすすめです。








最後の仕上げは、千枚通しで隙間を整えて・・・






完成!!!


1回目は、横張のやり直しを3回していたので、計17.5時間かかってしまいました。


今回は、おおよそ8時間。

そして、おまけのペーパーコード祭りが+6時間。


一筋縄ではいかないところが、、、おもしろいですね。


つい先日のこと。

『じゃあ、次3脚目は、もっと早くできるね!!』

と、お客様に店頭でお声がけいただいたのですが、

今のところ、3脚目は無いのです。。。



次回の買付では、きっと出逢えるはず!!


その時は、ぜひ3脚目リポートします。


店頭にお越しの際は、ぜひ座っていただければと思います。










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今日は、デンマークのヴィンテージチェアの中でも、


ペーパーコードを使ったチェアをご紹介します。






もともと、入荷時のコンディションは、こんな感じ。


使い込まれて慣れてきたペーパーコードが座り心地いいものなのですが、


部分的に擦り切れています。




日頃お世話になっている椅子屋さんにも相談し、張替えを決意。


特に、座面部分の擦れているところは、前後に張っている、長い部分が切れています。




さて、今回、近いコンディション椅子が2脚。


張替えに際して、ダニッシュペーパーコードを準備。


まずは、今張ってあるぺーパーコードを外していきます。


と、ここで、発見!!!


まずは、すて巻き部分を外していき・・・ますが、






ぜんぜん、簡単にほどけない!!!



ニットみたいに、簡単にほどける仕組みではないことが分かりました。



だって、こうやって止まっているので・・・






1本擦り切れたぐらいでは、ビクともしないのです。


おそるべし、職人技。最初に考えたのは誰なのでしょうね。


【やってみました!! ペーパーコード まずは外すところから 動画はこちらから↓】










外し終わったら、いよいよ、張る作業スタート。


第一ステップ:縦巻き①


前後の長いところを、ダニッシュネイルに引っ掛けながら、張っていきます。


【やってみました!! ペーパーコード 縦の長いところを張る 動画はこちら↓】










こんな風に、縦の長いところを張ります。



次のステップは、縦のすて巻き。


この長いところの間を、5本ずつ巻いて、間隔を揃えます。




 
進めていくと、等間隔で揃って、隙間なくきっちりしていきます。


縦巻きが終わったら、いよいよ、今度は座面全体を支える、横巻スタート。


この続きは、明日に続く。








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