おはようございます。NORIKOです。
12月11日、いよいよスタートいたします。
タイトルの通り、【ヴェグナーとオーレヴァンシャーに座る】。
もともと、デンマーク買付の際、とあるソファーのシルエットに魅了されて名前を知った、
Ole Wansher(オーレ・ヴァンシャー)。
こうやって、人は新しい世界を知るんだなぁと思います。
さて、少しご説明させていただきます。
Ole Wansher(1903-1985)
家具の歴史的な背景についても興味関心が高く、
研究をし、本や論文を発表した学者という側面もあった人物。
彼の著書『英国家具』に記されていた、中国の明代の椅子が、
後のHans J Wegnerに影響をおよぼしています。
1920年代、デンマーク王立芸術アカデミー家具科に在籍し、コーア・クリントに師事。
コーア・クリントは、”デンマーク家具デザインの父”と呼ばれる方。
1924年から数年、クリントの事務所で働いています。働き始め、当時は21歳ですかね。
1928年には、自身のデザイン事務所を設立。当時の彼は25歳でしょうか。
その後、第二次世界大戦もあって、人々の暮らしがふたたび見直された時代。
1955年からは、コーア・クリントの後を継いで、王立芸術アカデミー家具科の教授にも就任。
機能性とデザインを兼ね備えた、デンマーク家具の名作を生み出していきます。
1940-1960年代は、”黄金期”と呼ばれているそうです。
さて、現在、カールハンセン&サンから、発売されている、コロニアルシリーズ。
ウォールナット材のフレームの2シーターで70万円台となっているようです。
現行品があるのは嬉しいですね。
今回、店頭に並んでいるソファー2点は、それぞれ、ヴィンテージ品です。
経年変化を感じていただけるよう、張地もそのままになっています。
3人掛けについては、見るからに華やかなイエローの花柄。
この生地、とても素敵なんですよね。黄色のグラデーションでうつくしい。
フレームをシンプルに美しくデザインする、オーレ・ヴァンシャーならではの、
スマートな木部も魅力です。
お部屋でのレイアウトを考えた時に、とても大切な後ろ姿。
本体フレーム部分の、背面、側面も、同じ生地で仕上げてあります。
そして、もう1点の2.5人掛けソファー。
クッションが分かれていないタイプ、背もたれも座面も、1シートで作られているので、
座面がゆったりと感じられます。
このスタイルは、入荷時にこの写真でご紹介していました。おぼえてますか?
このソファー、工具不要で組立が出来ます。
お引越しがあっても、2階への移動でも、大丈夫。
後ろ姿は、木部が見えるフレームです。
そして、オーレ・ヴァンシャーに影響を受けて、後に数々の名作を残している、、、
Hans J Wegner(1914-2007)
生涯、500を超える椅子をデザインした、国際的にも高い評価を得ているデザイナー。
Hans J Wegner(ハンス・J・ウェグナー)。
今回は、ゲタマ社から発売された、GE259が入荷しています。発売されたのは、1954年。
元々は、コンパクトで使いやすく、ベッドを兼ねたソファーとして発売され、
学生寮のスペースを想定していたそうです。
こちら、本体を移動する必要はありません。
くつろぎたいとき、寝たいときは背もたれが持ち上がります。
ソファー時の座面の奥行きは、
約50㎝、背もたれを広げたら・・・
ゆったり80㎝。
背もたれの下のスペースは、ブランケットを収納しておくスペースとしても
普段から活用できるという配慮もあります。
広々♪
今回、めずらしく店頭には7点のソファーが並んでいます。
デザインの違いや、座り心地の違いを楽しみにお越しください。
ご来店の際は、引き続き、こちらのスタンプラリーでお楽しみいただけると嬉しいです。
ではみなさま、今日もすてきな1日になりますように。
そして、新しくリクルートページが立ち上がりました。
一緒にいろいろなコトにチャレンジしたいと思ってくださる方、こちらをご覧ください。
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