【HOLMEGAARD 200 YEARS ― 光を生む工房へ/ホルムガード美術館 編】
(1/4回目)
~3DAYS Scandinaviaの20周年。
これまでの20年で、いつか訪れてみたいと思い続けていた場所――。
今回の買付の旅で、何カ所か足を運ぶことが叶いました!
1825年、デンマークの森の奥に、旦那さんの遺志を継ぎ、女性が立ち上げたガラス工房がありました。
夫の夢を継いだ伯爵夫人ヘンリエッテ・ダネスキオル=サムセー。
彼らが選んだ場所は、湿地の中――炉を燃やすための泥炭資源が豊富にあるところ。
それまで輸入品が主だったガラス製品を、デンマーク国産にする志を叶えた場所です。
やがてここがデンマーク初のガラス工房「ホルムガード」となります。
今回訪れたのは、ホルムガード創業地に建つ美術館「Holmegaard Værk」。
・・・ドキドキする暗闇。
記憶を宿す工房の中を、静かに歩いていきます。
1,500℃の光の中で、砂が溶け、息が吹き込まれ、
ガラスが“生きた素材”へと変わっていく。
創業から200年、この場所でガラスは光を宿し、暮らしの中へと受け継がれています。
炎の記憶を残す炉、職人たちの足跡が焼きついた床。
この地で生まれた炎の光が、
いまもホルムガードのガラスに受け継がれています。
200年の時を経て、
“暮らしを祝う光”として私たちの手の中に。
炎の記憶をたどる旅は、まだ始まったばかり。
次回は、ガラスが人々の集う時間に寄り添う「祝祭と日常」の展示へと続きます。
【3DAYS Scandinavia & BOLIG 営業時間のおさらい】
●平日 12-19時
●土日祝日 11-19時
*臨時休業、時短営業日はインスタグラムのストーリーズにて随時お知らせいたします
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