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BY noriko niinuma | 2022-09-09 21:00:00 | 北欧ヴィンテージ 陶器, ROYAL COPENHAGEN


こんにちは
staff Aです!

仙台はすっかり秋模様ですね

秋がやってくると何故か目に留まるものの一つ

Royal Copenhagen

落ち着いたデザインとフォルムが、
初秋の気持ちを動かしてくれるのかもしれないですね

9月は”秋コレ”と称しまして、秋にピッタリのものを紹介していきたいと思います

ロイヤルコペンハーゲンは1775年創業
現在に至るまで、多くの窯や工場を統合して成長してきました

実はロイヤルコペンハーゲンのヴィンテージ品の中には
バックスタンプに「A」のようなサインが見られるものがあります

これは1882年にアルミニア社がロイヤルコペンハーゲン社を
買収したことが背景にあります

アルミニア社は買収をしたのもも、
ロイヤルコペンハーゲンの名を残したままにしたんです
なので、バックスタンプが数種類あるんです


アルミニアのバックスタンプ

さて、時代は飛びまして1933年
14歳よりロイヤルコペンハーゲンで修業を重ねた
ニルス・トーソンがアートディレクターに任命されたことが
ロイヤルコペンハーゲンの飛躍のつながる第一歩だったのだと思います

そしてファイアンスの特徴、色彩や絵柄を強みにして生み出されたのが
TENERAとBACAシリーズです
(ファイアンスとは陶器の製法の一種です)


では店頭にあるTENERAのご紹介を



TENERAのベス・ブレイェンのCrazy Bird の陶板

ニルス・トーソンの1975年のannual MUGと共に
(サラッと書いていますが、とても貴重な作品です)



マリアンヌ・ジョンソンのプレート

どれもブルーをベースとして、女性のデザインらしい色鮮やかで華やかな作品となっています
華やかではありますが、落ち着いた雰囲気ですので
この秋の始まりの季節にもピッタリですね

どの作品もすべて手作業のものなので、
一つとして全く同じというものはありません


TENERAは数多くの作品が生み出されていますが
昨今、なかなか手に入りにくくなっているような気がします

好みの作品に出逢ってしまったら
お迎えする方がいいかもしれないですね


そして、TENERAの後に展開されたコレクションがBACA(バッカ)です

こちらはニルス・トーソンが自分でが手がけた作品になります
ジョアンヌ・ゲァバー、エレンマルマーも共同で作業しています



このフラワーベースはニルス・トーソンによるものです



フラワーベースのバックスタンプを見てみると、環形の模様があります
これはBACAシリーズについているもので、
生物のサイクルを表していると聞いたことがありますが
調べてみてもなかなか出てこないのです
中に書いてあるのはニルスのサインです

また、ご存知の方も多いかと思いますが、
左に書いてある数字
シリアルナンバーではありません
下の3259はこの作品もフォルム
上の719はデコレートデザインの番号となっています
(BACAは700番以降の数字です)

また、PHと書かれているのはペインターのサインです
同じ作品でも作った方が作ると表情も変わってきそうですよね


お持ちの方は、是非バックスタンプも見てみてくださいね
バックスタンプでひと盛り上がり出来てしまいますよ



次は大物をご紹介しましょう




 
これはBACAのタイルを埋めこんだタイルテーブルです
タイルのデザインはニルス・トーソン

ロイヤルコペンハーゲン社で作られたタイルを使い、
当時とても有名だった家具メーカーのHaslev社がテーブルを作り上げている、
ダブルネームの作品になります

こちらももちろん、一つ一つ表情が違っているので、
同じ型のテーブルが入荷したとしても
別のもののように感じてしまいます

BACAはTENERAと比べて色彩は少ないものの、
大胆に描かれたお花や鳥、魚など
ユニークなデザインが特徴です

そしてシックな色合いが、北欧の照明や家具にとてもマッチするのです

Royal Copenhagenのヴィンテージ品というとスペシャルなもので、
取り入れるのが難しいかな、と思われる方でも大丈夫です

スペシャルだからこそ、お部屋になじみつつ、際立ってくれるんです

この秋、初めてのRoyal Copenhagenを
ご自宅に取り入れてみませんか?

もちろん、すでにお持ちの方も、新たな作品を追加して
豊かな気持ちで過ごすおうち時間を楽しみましょう!



さて、9月は29日が休店日となっております

平日の時短営業日は7日(水)、21日(水)、28日(水)で
11時から15時までの営業となっております

お越しの際は、カレンダーをブログやインスタグラムで
チェックしてくださるようお願いいたします




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素敵な出逢いがありました。

今までにもいろいろなデザインでご紹介してきました、ロイヤルコペンハーゲンのタイルテーブル。

今回は、初めてのラウンドが見つかりました。

こちらのテーブルはすでにSOLDなのですが、あまりにも素敵なので記録的にこちらに残したいと思います。

直径110㎝です。







1枚1枚のタイルをじっくり見ていくと、釉薬の出方が違って興味深いのです。








脚のデザインも、今までに見たことが無いスタイル。





スッキリしていて、ラウンドの雰囲気になじんで、素敵ですね。






このパターンのデザインも、出会う機会が少ないので、質感を撮ってみました。

やっぱり、色ごとに焼成温度が違うんですね。




さて、気になる座って使う時のイメージですが・・・





ソファーに座って膝上なので、コーヒーを飲む時に手が届く高さ。

床に座らずにきちんと過ごすことが出来ます。


ご購入の際、このテーブル、ダイニングテーブルにしたくなったらできるでしょうか?という話題に。

実は、つい先日、系列店OPEN THE SESAMEでタイルテーブルをご購入いただいたお客様に、

ダイニングテーブルの高さの脚を製作する、というミッションをクリアしていますので、形を相談して、

製作可能だと思います、とお答えしています。


ゆくゆく、いずれ、高さを変えて使う事が出来るよ、という話題も、ヴィンテージ家具好きの間では

よく出る話題です。


ライフスタイルの変化を、家具の使い方の見直しで楽しんでいく。

買い替えるよりも、想い出が増える使い方かもしれませんよね。












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ロイヤルコペンハーゲンのタイルテーブル


初めて見るデザインが、入荷しました。






ジャーーーン!!!


前回までのシックなコペンハーゲンのテーブルは、こんなタイルでしたが・・・






今回は、こんな深いブルーのタイルです。








見てください、海のような深いブルーに、KAIVOの生地が映っている!!!


これは、前回までのファイアンスの質感とは違ったタイプ。実際にロイヤルコペンハーゲンの

ファイアンス焼きのシリーズの中では、バックスタンプがA(アルミニアのA)と書かれている

シリーズの中に、このような表面がスルッとしたタイプがあります。これは、ロイヤルコペン

ハーゲンの製品を、アルミニア社(コペンハーゲンを買収した会社)の窯で製造していた時に

見られるロゴで、1970年を境に、名前をロイヤルコペンハーゲンに統一していきます。



こういう背景って、楽しいですよね。それから、、、このテーブルの魅力は天板の高さ。


H 54.5㎝ この高さは、キチンと脚のあるソファーに座っていても、、、


手が届く、脚をきちんと伸ばせる、という座る暮らしを考えた、使いやすい高さです。






テーブルがひざ上にあるので、脚を伸ばしても、ゆとりがあり、









個人差はあると思いますが、脚を組んだり、姿勢を替えやすい、天板下のスペースがあります。



ちなみに、こちらのソファ。 SH(座面までの高さ)は約40㎝です。


身長161㎝の私は、膝を伸ばしたりしても、天板下にゆとりがあります。


そうすると、床に座らずにきちんとソファーを活用したい方にはぴったりの高さ。




コロナ禍で進めていたお部屋の片づけの成果として、最近は収納家具やテーブル類

を見に来る方が増えています。冬のお部屋での過ごし方もイメージしての事だと思います。


だって、そうですよね、この冬もお出かけを控えたり、する可能性がありますから。



普段、外出が多い方も、おうちではあまり時間が無くて寝るだけという方も、ご自身の

暮らしの中で大切にしたい時間の過ごし方など、少し考えていただくととても有意義だと思います。



特別なことはできませんが、暮らしを一緒に考えさせていただけると嬉しいです。








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現地に買付に行き、テンションが上がる瞬間と言えば、、、





『あったー!!! ロイヤルコペンハーゲンのテーブル!!!』 という時。


ディーラーさんの倉庫をまわりながら・・・祈っているのです。


初めて見たときから、この圧倒的な質感と、






ファイアンス焼き特有の


タイルの色の違いにすっかり魅了されています。






↑先ほどのタイル、この写真の角度から、


実際に店頭でじっくり見ると・・・


こうなります(笑)






今回のめぐりあわせは、W150cm。


3人掛けの前にピッタリサイズです。


そして、


以前に一度、ロイヤルコペンハーゲンのタイルをはがした時の様子を


ご紹介したいと思います。


これ、貴重だと思います。


普段、外す必要無いですから。



以下、数年前の作業時の記録になります。


この時は、天板の掃除をしていて・・・なんとなく不穏な雰囲気が。


タイルが1枚なんとなく動くような・・・


修理部スタッフと相談し、覚悟を決めて外してみることに。



まずは、目地をカットしていきます。





目地は壊して外すしかないのです。


そして、元に戻すときの為、すべてのタイルにマスキングでナンバリングし、


明日、外しますね。


と聞いていたのですが、あっという間に半分外されている!!!






丸く跡が見えるところは、接着剤の跡で、、、


この段階では細かいタイルはすべて外されています。






と、いう事は!!!


念願の、タイルの裏側が見れるチャンス!!


という事で、、、







よく、角におさまっている正方形の小さいタイル。


ドキドキしますが・・・裏面は???







あ・・・接着剤で見えない!



という事は、もう少し大きいタイルなら見えるはず!!







おぉーーーーー!!!


ありました、ロイヤルコペンハーゲンのマークと、


ニルス・トーソンのBACAのマーク!!!


これが 見たかったーっ!!


全てのタイル、1枚1枚に・・・






こうして、すべてのタイルにマークが入っているんだな、と確認できました。


この後、テーブルは無事に修理でき、お客様の元へ嫁ぎました。



さて、今回入荷しているタイルテーブルは、違うデザインになりますが、


こちらも、ニルス・トーソンの作品です。






そして、裏面には、HASLEV社のシールと、


デンマーク製を意味する、DANISH CONTROLのマークと、





ロイヤルコペンハーゲンのファイアンスを表す


陶器のエンブレムがあります。


あ、少しピンボケで失礼しました。


後程、撮りなおします。



では、一年中眺めていても、飽きない魅力でいっぱいの、


ロイヤルコペンハーゲンのファイアンスシリーズ。


ぜひ店頭か、WEBにてご覧ください。




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BY noriko niinuma | 2020-09-22 07:00:00 | 北欧ヴィンテージ 陶器, ROYAL COPENHAGEN

今回入荷している、芸術の秋を本格的にご自宅で楽しめる、

ロイヤルコペンハーゲンのファイアンスシリーズ。



今回、ロイヤルコペンハーゲンのオフィシャルサイト内より、

改めて勉強したところ、、、


Faience (earthenware)

Raw materials typically used are kaolin or clay (about50%) and quartz (approximately 25%). Faience is fired highest in and oxidizing atomosphere the first time at about 1160-1200℃. The second firing, the flaze-firing, occurs approximately 100℃ lower than the primary firing and mostly with the objects hung on spesial racks. The inner of the faience (the body) is typically porous, ad it might absorb moisture, it the glaze is not completely tight. it is also characteristic of earthenware, the it will after some time have a tendency to craze. The crazing occurs often dur to reaction of the body with the absorbed water, leading to slight expansion of the body which causes cracks in the glaze. The colour range for decoration of faience is relatively wide.


出典:



という事で、今までオープンから15年間の間に、

何度かご来店いただいている、陶器に関わるお仕事をされている方の

ご説明もリンクし、詳しく理解することが出来ました。



そうすると、まずは高温で焼くんですね。

この時、錫を含む釉薬で焼く事で、黄色土の陶器が白くなり、

そこに、いろいろなデザインが施され、

いよいよ、ファイアンスペインターさんたちのお仕事、施釉です。

この工程を裏付ける、ファイアンス焼きの特徴としては、






表面の質感のゆたかさ、違いにあります。


表面の質感の違いは、温度を下げてからの施釉箇所と、

最初の施釉箇所で、焼成回数が変わってくることから、

凹凸につながっている、と、この作品でいうファイアンスペインターの位置づけに当たる、

釉薬をかけている方に教えていただきました。



そして、今回、このお皿は2枚入荷しているので、念願の見比べ♪

が出来ます!!


まずは、バックスタンプから・・・






BACAシリーズを表すマークと、

器のデザインを表す、2882

デザインを表す、780

そして、右側のファイアンスペインターのマークは、、、A

と読めますね。では、Aさんの絵付けだとして、もう1点は、





ちょっと、文字の書き方などが違ってみえますが、


先ほどのお皿と、ほぼ同じ!!!


という事は、2枚は極めて似ているのでしょうか・・・





あれ???





そして・・・





何だか、似ているはずと思ってみてしまうと、


余計に混乱しますね。


詳しく見ていくと、ブラウン系のデザインをそろえると、


この写真の通りで、






お花のようなモチーフの位置を揃えると・・・






ひっくりかえっているような、

なるほど、逆になっているように見えます。


これは、それぞれに趣があっておもしろい!!




この他にも、人気の"さかなととり"のシリーズも入荷していますので、


ぜひ、店頭に足を運んでみて下さい。




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