左パネル

  • ショッピング
  • Pickup Item
  • Look Book
  • Blog
  • 店舗情報
  • マイページ
  • help
  • Shopping Cart

BY noriko niinuma | 2025-05-03 17:00:00 | 北欧ヴィンテージ家具 ソファー・イス


こんにちは
staff Aです

本日は時代を超えて愛され続ける名作椅子、
「ファネットチェア(Fanett Chair)」をご紹介いたします


シンプルでありながらも、その佇まいには北欧デザインの奥深い魅力が凝縮されています
この美しい椅子を生み出したのは、20世紀のフィンランドを代表するデザイナー、
イルマリ・タピオヴァーラ (Ilmari Tapiovaara)です
彼の生涯とデザイン哲学に触れながら、ファネットチェアの魅力に迫りたいと思います


イルマリ・タピオヴァーラ:民主主義的なデザインへの情熱


1914年にフィンランドで生まれたイルマリ・タピオヴァーラ(Ilmari Tapiovaara, 1914-1999)は、
家具デザインの分野で卓越した才能を発揮し、国際的な評価を得たデザイナーです

ヘルシンキ中央芸術工芸学校で家具デザインを学び、
卒業後には近代建築の巨匠アルヴァ・アアルトの事務所で短期間働くという貴重な経験を積みました
アアルトの機能主義的でありながらも有機的なフォルムを追求するデザイン思想は、
タピオヴァーラに大きな影響を与えたと言われています

タピオヴァーラは、より多くの人々が質の高いデザインに触れられるべきだと考え、

「民主主義的なデザイン」という理念を強く抱いていました


第二次世界大戦に従軍した経験も、彼のこの信念を一層強固なものにしたと言われています

戦後の復興期において、実用的で手頃な価格でありながらも美しい家具の必要性を痛感したタピオヴァーラは、

人々の生活に寄り添うデザインを追求し続けたのです


教育者としての顔も持ち合わせていたタピオヴァーラは、後進の育成にも尽力しました

彼の教え子たちの中からも、多くの優れたデザイナーが輩出されています

デザインを通して社会に貢献しようとした彼の情熱は、世代を超えて受け継がれています


扇のような美しいシルエット

そんなタピオヴァーラの代表作の一つが、1955年に発表されたファネットチェアです

その名前の由来となった、背もたれの放射状に広がるスポークは、

まさに扇(fan)のような優雅な曲線を描いています

この美しいシルエットは、高度な技術によって実現されました

軽量でありながらも耐久性に優れた構造が生み出されています


ファネットチェアの魅力は、その美しいデザインだけではありません

座面に施された緩やかなカーブは、 座り心地の良さを追求した結果です

長時間座っていても疲れにくく、ダイニングチェアとしてはもちろん、

書斎やリビングなど、様々な場所で快適に使用することができます

シンプルでありながらも、どこか温かみのあるデザインは、

モダンな空間にも、伝統的な空間にも、自然に溶け込みます

素材の持つ自然の風合いと、洗練されたフォルムが見事に調和しているのです



半世紀を超えて愛される普遍的な価値

ファネットチェアが、発表から半世紀以上経った今でも世界中で愛され続けているのは、

その機能性と美しさが両立しているからに他なりません

高品質な素材と、熟練した職人の手仕事によって作られた椅子は、

耐久性が高く、長く使い込むほどに味わいを増していきます

 オーナーと共に歴史を重ねることで、ヴィンテージ家具としての新たな魅力も生まれるのです


今回のの買付では、ファネットチェアを、なんと3種類買付することが出来ました!

一つとして同じものはない、それぞれの椅子が持つユニークさを感じていただければ幸いです

実際に座って、その素晴らしい座り心地と、 時間を超えてきた風格を直接ご体験ください


イルマリ・タピオヴァーラの「民主主義的なデザイン」への想いが込められたファネットチェアは、

単なる椅子としてだけでなく、生活空間を豊かに彩るアートピースとしても、その価値を発揮します



実際、staff Aの自宅では、普段はディスプレイの一部として取り入れています

staff A自宅の和室にあるファネットチェア


大好きなデザインのチェアを眺めながら、時には使用しながら、

暮らしていくことは、想像以上に心を豊かにしてくれます


皆様も暮らしの中に、北欧の温もりと洗練されたデザインを取り入れてみませんか?


【3DAYS Scandinavia & BOLIG 営業時間のおさらい】

●平日 12-19時
●土日祝日 11-19時
*臨時休業、時短営業日はインスタグラムのストーリーズにて随時お知らせいたします
Instagram(インスタグラム):@3DAYSSCANDINAVIA_SENDAI



  COLORS.LTD カラーズ 会社のホームページはコチラ↓↓↓

Go To Pagetop



今回、実例ページにご掲載いただいているお客様は、こちらの実例のお部屋の方です。

家具は3DAYS ScandinaviaとBOLIGのミックスで、お楽しみいただいています。
あ、これお店で見たことある!をお楽しみに。

さて、8月7日は、BOLIGがTAPIOから南中山に移転した、移転記念日です。
BOLIGでも8月の企画をたくさんご用意しています。



【3DAYS Scandinavia & BOLIG 営業時間のおさらい】
●平日 12-19時
●土日祝日 11-19時
*臨時休業、時短営業日はインスタグラムのストーリーズにて随時お知らせいたします
Instagram(インスタグラム):@3DAYSSCANDINAVIA_SENDAI


Go To Pagetop


こんにちは
いつも何かしら家具のメンテナンスしている
BLOG初登場のstaff S です

6月の爽やかな季節がやってきましたが
勉強や仕事といった長時間作業で
体が疲れたり、状況によってこの作業はこの高さでやりたいと
考える瞬間がある方は多いのではないでしょうか。

そこで皆さんにご紹介したいのは
日々の生活を更に快適にするためのアイテム、
デンマークで誕生した"KEVIチェア"です。



KEVIチェアは1958年にデンマーク工房
「Kettel&Villadesen」から発売されており、
このチェア誕生には
ある建築家によって作られたのですが
ご存じでしょうか。

そう、”ヨルゲン・ラスムセン”です


どなた?と思う方も多いかもしれませんが、彼はなんと
私たちが家や学校で使っている・使っていた
昇降機能を備えたデスクチェアの元を作った方なんです!

私の学生時代は皆、上がって下がって~回って~と遊んでいました。
(過去の私にそれは遊ぶものじゃないよと教えてあげたいです.....。)


ちなみに店頭にあるのは発売当初の4本脚です。
昇降機能とフットレスト付きと珍しいタイプのKEVIチェアです。

フットレストのあるKEVIチェアは、資料などでも見たことがなく
もしかしたら、持っていた方が特別にオーダーしたもの?
カスタマイズしたもの?
それともラスムセンが特別な誰かにオリジナルデザインしたもの?
と、staff同士でも推測しています!



キャスターを詳しく見ると、金属製のカバーの中に
1つの車輪が収まっているデザインは
ヴィンテージに見られる特徴で
おそらくヨルゲン・ラスムセンが初めて設計した
モデルの一つと考えられます。



(人間工学に基づいてデザインされたプライウッド製の背座と昇降機能)
背もたれと座面は、レバーを使って簡単に高さと角度の調節ができるので
骨格が違えど体のラインがフィットするように設計されており、
自分の楽な体勢を見つけられます。




KEVIチェアの歴史における重要な機転は
キャスターにあります。
発売当初のキャスターは金属製で作られており
不安定で重く床を傷つける上に高コストと
デスクチェアとしては不向きな物でした。

しかし
1965年にラスムセンの双子の兄弟「イブ・ラスムセン」が
試行錯誤の末
プラスチック製のダブルキャスターを発明。

採用した後、
機能性の高さから世界的にヒットし現在でも
製造を続けるロングセラーアイテムとして現在も愛され続けています。

補足ですが、
時代と生産する工房によってキャスターの脚数が違っていて
1958年代にデンマーク工房「Kettel&Villadesen」発売された
キャスターの脚は4本脚で製造されていたそうです。

生産終了後、
1986-2008年の間にフリッツハンセン社が再生産。
現在の製造を手掛けているエンゲルブレヒト社で手掛けており
現行は5本脚しか製造されていないとのこと。


激しい競争が渦巻く製造業界では、
生産終了後に次の担い手が現れず
消えていくブランドが数多く存在します。
しかし、KEVIチェアは
他の製造メーカーによって生産され、長きにわたり愛され続けています。
その理由には、
①デザイン性 ②快適性と機能性 ③高品質な素材と耐久性
④ブランドの歴史と信頼 ⑤多用途性
の優れた特徴が時代を超えて
支持される存在となっているんですね。

自宅やオフィスでの作業に活躍してくれる一脚です!
ぜひ、この機会に店舗に脚を運んで座っていただけると嬉しいです!

【3DAYS Scandinavia & BOLIG 営業時間のおさらい】
●平日 12-19時
●土日祝日 11-19時
*臨時休業、時短営業日はインスタグラムのストーリーズにて随時お知らせいたします
Instagram(インスタグラム):@3DAYSSCANDINAVIA_SENDAI

Go To Pagetop





脚の四隅にスペースのあるデザイン。デンマークの家具ならではの、うつくしさ、だと思っています。
この視線の抜ける感じ、角の丸い感じ、とてもやさしい印象になりますよね。



シーズン限定色、マリメッコのセイレーニ(セイレーン)のファブリックと合わせて飾ってみました。

エントランスのイメージ、セカンドリビングのイメージ、土間のイメージ、寝室のイメージ、、、
どんな場所を連想しますか?

スツールと一緒に写っているのは、プランターテーブル。

こちら、先日の【納品実例】でご紹介させていただいたお客様のお部屋にあるテーブルの、サイズ違いです。






一緒に座るのは、エコファーンのスツール。
マリメッコのうつわで、ちょっと休憩♪




【3DAYS Scandinavia & BOLIG 営業時間のおさらい】
●平日 12-19時
●土日祝日 11-19時
*臨時休業、時短営業日はインスタグラムのストーリーズにて随時お知らせいたします
Instagram(インスタグラム):@3DAYSSCANDINAVIA_SENDAI







Go To Pagetop

BY noriko niinuma | 2022-07-22 12:17:54 | 北欧ヴィンテージ家具 ソファー・イス


こんにちは
staff Aです

今日ご紹介するのは”木の椅子”です

皆さん、木の椅子、お好きですか?
staff Aは「大好きです!」と声を大にして言いたいです

3DAYS Scandinaviaの面接の際に「目標や夢は?」と聞かれ
「椅子を直せるようになりたいです!」
と答えるほど昔から椅子が好きなのですが
(よく考えたらトンチンカンなことを答えているかもしれないですね)

革張りも、布張りも、木のものも
柔らかい椅子も硬めの椅子も
軽い椅子も重い椅子も

それぞれの良さがあり
いろいろなデザインがあり

小さなころから私を虜にしてやまない椅子

その中でも本日は珍しく
”木の椅子”のお話です



こちら、今店頭にある木の椅子です
先日のデンマークからのコンテナで入荷したものですが
こちらはスウェーデンのヴィンテージの椅子になります

シンプルで素敵ですよね

木の椅子は見た目がシンプルであることはもちろんですが、
曲木の技術を駆使していて丈夫であること、
長年使用してスポークがぐらついたりしてきても接着してまた使用できること、
ファブリックのように汚れを気にする必要が無いこと、
そして何より張り替えの必要が無いこと

メリットがたくさんあるんです!

汚れがついたら水拭きで十分汚れが取れますし、
もう少し強めの汚れであれば中性洗剤を使用しても、
かなりの汚れであれば、いっその事少しやすりで削ってしまうこともできます
(仕上げ材がかかっていないもの、オイル仕上げのものに限ります)


では、デメリットは…?

あまりないように思うのですが、しいて言えば
”硬いこと”
木ですからね、硬いですよね
なので長時間座るような場面では、
クッション材の入った椅子の方が良いかもしれませんね



こちらは少し形が変わって
背面がストレートなタイプ

座面に注目してください
少し真ん中がへこんで、手前はカーブしていますね

へこんでいる部分でおしりをホールドして、
深く座った時でも足に触る面がカーブしていることで痛くなること無く
座ることができます
最初にご紹介した椅子も座面の全面がカーブしていましたね



さてこちらは最初の椅子と似ていますが
少しデザインが違います

見えにくいかもしれませんが、
こちらも座面の中央がへこんでいます
背面のカーブした木枠が最初のものよりがっしりしているので
安心感がありますね

少しずつですがデザインが違うので
それぞれ楽しむことができます

そしてどれも軽いです
ダイニングで椅子を引くときに楽々引くことができます
女性やお子様にもおすすめです

おうちのダイニングの椅子がすべて革や布が張ってるものであれば
アクセントに木の椅子を加えてもいいかもしれませんね


ぜひ店頭で座り比べをしてみてくださいね!



さて、7月も後半戦
やっと雨も上がり、夏本番を迎える事となるのでしょうか

27日(水)は10時から15時までの営業となりますので
お出かけの際はご確認をお願いいたします

お待ちしております!









そして、新しくリクルートページが立ち上がりました。
一緒にいろいろなコトにチャレンジしたいと思ってくださる方、こちらをご覧ください。


COLORS.LTD カラーズ 会社のホームページはコチラ↓↓↓


Go To Pagetop

ようこそGUESTさん

<< 2025年5月 >>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< LAST   NEXT >>
更新通知
RSS2.0

Copyright i.d.&company All Right Reserved.