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BY noriko niinuma | 2020-12-12 12:00:00 | teraviiva テラヴィーバ

前回の続き。


そして、今どきの美術館事情。SNS OKというマークのある作品もあり、
こちらにも数枚ご紹介したいと思います。


1950年代半ばの作品。




RUUTさんは、アラビアに在籍したアーティスト。
有名でインパクトのある作品は、パンフレットにもなっている、、、こちら。

【ライオンに化けたロバ】







ロバが真ん中に、かくれて居るみたいにみえます

そして、有名な蝶の作品へ。今回の展覧会のタイトルも、蝶の軌跡。


彼女のお父さんが、蝶の学者さんだったとは、初めて知りました。





それにしても、うつくしい釉薬の彩。



この後、彼女が釉薬の研究に熱心だったことや、
実際の作品以外にも、アラビア社でプロモーション用に撮影したという
フィルム(モノクロ)も、とても興味深い映像でした。


そして、スケール感が伝えにくいのですが、W120cm近いサイズの作品。



凹凸と、釉薬で、こんな表情になるのですね。




この後、RUUTの生涯についてのMOVIEも会場で上映されていて、
とにかく、とにかく、おもしろかったです。


以前、Minnaさんが
『アラビア社には”6TH FLOOR”に科学者チームが居て、
出したい色を相談すると、焼いて表現してくれるのよ、、、私は自分でするけどね。』
と話してくれたことがありました。



ここで思い出す、宮城県美術館で見てきた、フィンランド展。
アラビア社の、陶器の、”焼き上がりカラー見本”があり、
工業製品としての再現性の高さを知りました。
そこは、やはり、科学者チームの力で表現しているのですね。なるほど!!

と、凝縮した2時間半。
平日だったこともあり、美術館もゆったりしていました。


帰りは車中で仮眠をとりながら、帰ってきました。
そして、Minnaに見てきたよと連絡。
『EMMA!!!』と、思い出してくれました!!!
EMMAとは、エスポー近代美術館の略で、
テラヴィーバの販売は、ルート・ブリュック展の2会場で開催されたそうです。

憧れのアーティストの展覧会場で、販売されるというのは、
とっても嬉しいめぐりあわせ。そして、テラヴィーバの釉薬を見るたびに、
ルート・ブリュックが味わったような、魅惑の世界を感じます。

光(光沢)と、闇(つやけし)のコントラスト、
白土と、赤土のコントラスト。
フィンランドの長い冬と太陽の光を感じるような、
とっても雄大な世界観を味わう事が出来ます。

今回入荷している、最新作は、Minnaに、マットなタイルのリクエストが多いので、
ぜひ創ってほしい、とお願いしていたものです。


今回は、無事に、破損無しで届きました。





さぁ、一緒にテラヴィーバを味わいましょう!!!

デザイナーからの製作に対するコメントはこちらからご覧ください。

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【営業時間】
平日 12:00~19:00

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